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2007.02.27

「テス」と「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ DVD ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

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この何の関係もないふたつの映画はぼくにとって密接な関係を持っている。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカが日本で上映された頃、ぼくは高校生で「ひょうきん族」が流行っていた。「お笑いひょうきん族」ではその時の話題作を題材にパロディーコントをすることがしばしばあった。

ある時、この「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のパロディをやっていた。パロディにもかかわらず、その物語と凝ったセットに感動したのを覚えている。いつか、本物の映画を見てみたいと思いながら、その機会を逸し続けていた。

その見たいという気持ちが高まったのか、ある時、夢を見た。

それは広い草原からはじまるオープニングだ。

すると、遠くから音楽とともに複数の綺麗に着飾った男女が楽団と一緒に踊りながらやってくる。どうやら結婚式のようだ。

その一行が画面中央の広場にやってくると、フォークダンスを踊り始める。
この場で結婚式の宴会が始まろうとしているのだ。

音楽に合わせて若い男女が踊っている。

幸せなシーンだ。
その時、一発の銃声がその場を一転させてしまう。
青年の白いドレスシャツの胸元が赤く染まる。
逃げ惑う若者たちに容赦なく銃声が鳴り続け、悲鳴が飛び交う。

そのシーンを見ながら、やっと念願叶って「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」を見ることが出来た、と思って目が覚めた。

もちろん「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」はそんなオープニングではなく、時代も異なる。

そしてある時、「テス」を見たとき驚いた。

ぼくが夢で見た「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のオープニングと酷似していたからだ。カメラアングルもほぼ同じで、ただ銃声のシーン以降はなかった。

それ以来、ぼくの中で、勝手にこの何の関係のないふたつの映画が非因果律連関としての関係性を強めてしまっていて、今もなお、その関係が続いている。

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