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2007.04.11

HOTEL RWANDA

ホテル・ルワンダ
www.hotelrwanda.jp/index.html

1994年、ルワンダで大量虐殺行なわれた。約100日で100万人の犠牲者が出たらしい。 これはそういう混乱の中、1200人以上の命を救ったホテル支配人の物語。

映画としては、しばらくは、ちょっと安っぽい。 もちろんルワンダに行ったことはないが、埃っぽさがない。多分、もっと埃っぽく、空気が淀んでいるのではないかと想像するが、アメリカで撮られたような画面が続く。詳しく調べていないが、おそらくルワンダでは撮影できないだろうから、アメリカかどこかのオープンセットで撮られたのだろうと思う。 エキストラの動きもエキストラっぽく、映画を見ているというより、テレビドラマを見ていると言った方が近い。 なのではじめはなかなか感情移入がしづらい。
同じ現代のアフリカを描いた「ブラックホーク・ダウン」とはやはり質が違う。 でも、この映画の本題はそこにはない。 後半から、徐々に深刻な状態になってくる。 ここでは詳しくは触れないが、先に書いたように、大量虐殺が行なわれている。 悲しい事実だが、1994年に実際に起こっている。 そして、おそらく世界のどこかで今日も虐殺は起こっているだろう。われわれは後になってその事実を知ることになる。 ルワンダで起こった虐殺の種はフツ族とツチ族との民族紛争だ。 フツ族がツチ族を絶滅しようと本気で考え、それは実行された。 このふたつの民族の差は彼らにとってどれほど重要なのかはまだ調べていないので、映画の中から想像するしかないが、他者であるわれわれからすれば、わかりずらいことかもしれない。 その理由がなんであれ、世界のどこかで、民族によるものや、宗教によるもの、利害関係などによって、紛争が絶えないのは事実である。 60年前に敗戦し、以後、戦争を体験していないわれわれにとっては想像できないことだろう。 こういう映画を見たり、本を読んだり、ニュースで知るたびに、いろいろ考えてしまう。

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